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バックパッカー リマのち ときどき チャリダー 

美紗ちゃんが自転車乗りになると決めてから5回目の朝。
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最速でバックパッカーからチャリダーへの転身を果たした。
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装備は僕のフロントバックをリアキャリアに引っ掛けて、その上に美紗ちゃんが使っていたバックパックを固定する
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一方僕のフロントには、アジアから中南米まで広く愛されるずた袋を使用
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重たさを感じさせない高級感溢れるフォルム。笑

どうにでもなってしまうところが、自転車旅のいい所




一通りの注意事項を確認。街を抜けるまで僕が先導する事に




不意にものすごい責任感が僕を襲う。



当然だ
元々ソロで走ってる人とペアランするのとはわけが違う。
僕がチャリダーにしてしまったのだ

無事に目的地のクスコまで走りきれるだろうか?


アンデスは上れるだろうか?


体に不調は出ないだろうか?


無事大都会リマを抜けられるだろうか?


そしてなにより、





自転車旅を楽しんでもらえるだろうか?






出発して、常にバックミラーで後ろを確認しゆっくり進む。

幸い高速であるパンアメリカンハイウェイが近くにあるので、比較的楽にセントロは脱出できる。

ただ、やはり首都。

物凄い交通量だし、分岐も多く気を使う。バスやコレクティーボが目の前に割り込んで急停車なんてざらだし、空気悪いし、騒音ひどいし

当然僕は首都の走行は好きではない。

だから始めアラスカの様なところからスタートすれば、そりゃ気持ち良くスタートを切れるけど、しょっぱないきなり大都会リマからなので、序盤で気持ちが萎えちゃうんじゃないかと心配だった。




ようやく止まれそうな陸橋があったので、問いかける






「どう?交通量多くて大変だとは思うけど、リマ抜ければよくなるから。行ける?」






すると、







「うん。怖いけど大丈夫!楽しいねぇ」








と笑顔で答えてきた








楽しい?この走りにくい大都会が!?









正直意外な返答だった







でも









彼女にとって初めて見る自転車からの海外の風景。

僕がアラスカで感じた感覚と一緒だ。

きっとなにもかも新鮮に映っているのだろう。

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僕も安心して先に進む






0キロ地点。ここから南へ。
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順調に来たけど、5車線の合流はさすがに困った。


途切れたら行くよ。なんて言ったけど、全然途切れる気配すらない



やばいなぁ・・・



と思っていると、一台の不審な動きをするトラックが近づいてきて渡れ渡れと合図を送ってくる。




渡れって言われても・・・







仕方ねぇ。なるようになれだ。





僕等がトラックの前を横切ろうとすると、トラックが僕等と一緒に車線を横切る動きをする。

その時、ようやくトラックの意図を理解した。


めちゃめちゃ有難かった。


僕等はトラックに守られて無事5車線の高速を渡りきれた。



2人とも大興奮でお礼を叫び、手を振った




トラックのおっちゃんも笑顔で手を振り返し、去っていった。



おっちゃん
眩しすぎるよ。あんた。かっこよすぎ。






都心部を抜けて郊外へ出ると、走りやすかった。

本当は、今日は初日だったのでちょっとで止めておく予定だったけど、ホテルが見つからず、初日から5時まで走ってしまった。

それでもなんとか街に入りホテルを見つけ一安心。

たぶんこの時の安心感は初めて自転車で海外を走った美紗ちゃんよりも、僕の方が大きかったと思う。笑




バックパッカー リマのち ときどき チャリダー










460日目 Lima - Lurin 47キロ





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コメント

トラックの

おっちゃん。。。。心打たれぜ。。。


そんな人の暖かさを体験できるのも自転車だからだよね!!!!

みさちゃん 良い調子!!

2人とも頑張って(^^

トラックのおっちゃん、なんというダンディズム。僕もおっちゃんのような男気のある男でありたいです。
というかパチモンだったんですね、自転車。さすがです。南米クオリティ。

Re: O

このトラック輝いてました

こういった体験って本当に自転車旅ならではだね
美紗ちゃんの初日だったからめちゃめちゃ有難かった


Re: SMYさん

トラックにしても危険な行為だったと思います。
でもこういう体験があると、本当に自転車旅は色々な人に助けられていると実感します

はい。思いっきりパチモンです。笑
ですが、アンデスの山を走りきれたのですからあながち悪い自転車ではありませんね


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