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第一関門クリア プキオの町へ 

翌日、朝もやとご来光を眺める。
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寒い空気に、太陽の温かみをしみじみと感じる。

そんな中コーヒーを入れて朝飯を食べるのは最高に美味しい
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今日はいよいよ宿のある町プキオに到着する。もう嬉しくってしょうがない。

目的地のクスコは遥か500キロ先だけど、もうゴール目前のようなテンションで、


「町に着いたら、これ食べて、これして~」

と妄想は膨らむ一方だ。

プキオまでは約25キロ

最悪ずっと坂道でも夕方には着けるはずだ。

道路の下に町が見える。
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注目して欲しいのは画面中央やや右にある白っぽい塊

あれ、集落だ

断崖絶壁に数件の集落。昨日の夜電気が灯ってたから人も住んでいる。

車が走れる道路など当然無い。人が歩く道ですら頼りない轍がうっすらと延びる程度だ。

すごいなぁ。マチュピチュが出来るわけだ。

予想に反して、平坦と下りが多い。
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何故か可愛いアンデスの牛
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放牧地帯
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目標の一日30キロ5日目。150キロ!!
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みぃえぇたぁ~~~!!!
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PUQOIO~~~~!!!
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下り坂が多かったので午前10時に着く快挙

閑散としてるがいいんです。
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町なのに牛が横切ってもいいんです。
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ここで僕等は宿を取り、つかの間の休息でしばしの滞在。

なんつったって5日ぶりの宿にシャワーだ。

この町を出たらまた5日か6日宿無し生活になるので、ゆっくり休む

国道は閑散としていたが、この町の2本あるメインストリートは以外に賑わっていた。
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小さいながらアンデスの山奥さを感じる、可愛い町だ。

路上には野菜や果物が溢れ、スーパーこそないにせよ商店で大抵の物はそろう。

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なんかいい感じ。
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こんな感じで近くに住んでいるインディヘナの人たちが、取れた野菜を売りに来る。

ステーキ屋さんも見つけた
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至福。絶対うまいと思っていたけど、想像以上のうまさだった
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ここめっちゃお勧めです。

メインストリートのメルカドの近く。この概観が目印。
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この町でハロウィンも迎えた
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夜になると仮装した子供達が練り歩き、
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ハーロウィン!ハーロウィン!!とお菓子をねだる。
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こんな山奥の町で、小さなハロウィンを見れてよかった。

思えば去年のハロウィンはアメリカだったけど、野宿してたから全然体感できなかったもんなぁ






そして忘れもしないプキオでのある夜のこと・・・




僕等はこの日部屋の卓上電熱コイルで野菜スープ作っていた。

野宿で走るとどうしても野菜が不足するからこういうのが嬉しい。




だいぶ煮込んで、さて食べようかと思っていた頃・・・




バチッ






プシュー







とブレーカーが落ちた。









「やべっ。完全に原因うちらだよね・・・」









「ブレーカーが落ちただけならいいんだけどね。」






ドキドキしながら待っていると、数分後パチッと復旧した。






「良かった~。気をつけないとね」





なんて話していると、






なんか焦げ臭くない?





げっ!!コンセントが焦げてる!!
これやばくない!?完全に死んでるよね・・・





まぁ仕方ないか。





・・・ねぇ。部屋全てのコンセントが使えないんだけど。






嘘!?マジ?本当だね。

どうしよう。こりゃまずいね。





そのうち部屋の外が騒がしくなった。どうやら死んでるのは僕等の部屋だけではないらしい。






そしてまた再び停電






こりゃいよいよまずい。絶対ここが原因だ。






でまた数分後、明かりが戻る。






どうする?明日宿移る?それとも正直に言う?
言ってお金を払うのはいいんだけど、明日は日曜日。修理屋はたぶん休みだから月曜以降になる可能性が高い。出発が遅れるのは困る。





どうする?どうする?しれっと宿替える?






と三度の停電。ざわつく外。






今のは完全に焦げたコンセントが火花を散らしショートした








・・・・。







もう駄目だ。言おう。これはさすがに申し訳なさ過ぎる。







ライトを持って駆け回る従業員を呼び止める。






「問題ありませんよ。すぐ使えるようになるから」






「いや、違うんだ。ちょっと来てくれないか」







焦げたコンセントを見せると、「あぁ。ここが原因かぁ」






と特にこうなった原因を追究されることなく、彼は新しいコンセントを持ってきて配線を繋ぎ直し、ブレーカーを上げる。






頼む!こい!!






ブゥーン。





静かにテレビのスタンバイのランプが点いた。








きたーーーーーーー!!!



無事全てのコンセントが蘇った。





あぁ。よかったぁ






本当に安心した。あんちゃんありがとう







海外の電化製品はこれだから怖い。危うく火事になる所だった。








従業員の手馴れた対応からしても、こういうのは一度や二度じゃない気がする。








それにしても



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よかったぁ


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480日目 134キロ地点 - Puquio (156キロ地点) 22キロ
     標高 3260m → 3400m → 3115m

481日目 ~ 482日目 Puquio
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コメント

クリア

おめでとう!
アンデスの写真を見てると自分もやりたくなってきちゃうよー。
自転車で行くから見える景色だもんね。

Re: ぷぅちゃん

ありがとう!
この区間はほとんど深夜バスですっ飛ばされるとこでさ。

もったいない!こんなに綺麗なのに。

しんどい思いはしてるけど、その価値はあるね

中東でも頑張ってね

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