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目指せキリマンジャロ!!ウフルピーク 登頂編 

4日目 Kibo Hut 4750m ~ Uhuru Peak 5895m ~ Horonbo Hut 3720m



そういや、モシで僕の寝袋や装備をチェックした兄ちゃんがこう言った。




こんなペラペラの寝袋じゃ寒くてねぇぞ!!うちの寝袋も持ってけ。

あと、防寒着もこんなんじゃ駄目だ。この暖かいのもってけ。




散々ビビらされたので限界まで着込み、寝袋も2重にして眠った。





ばかやろぅ。寝汗かいただろうが。
あっちーーー




あいつらチャリダーの装備甘く見やがって。
キボハットの外気温もせいぜい0度ってとこかな。チャリダーからすれば、冷えてきたね~くらいのレベルだ。
こんなんよりもっと過酷な環境で野宿してきた僕にとって、くそ寒いよと言われてたキボハットはまさに天国のようにホクホク眠れた。

こんなんも貸してくれた。使わんかったけど。
IMG_1197.jpg
うがー。




さて深夜0時に紅茶とビスケットの軽食を取り、0時半にいよいよ最終アタックに挑みます。



星のまたたきの中、足元を照らすヘッドライトの明るさのみで、ひたすらガイドの後ろをゆっくりゆっくり足を前に出す。

真っ暗だ。
だけど、確実に前日までの道とは打って変わって急斜面になっている。
ちょうど富士山の足を取られる、砂利道を急にしたみたいだ。
ひたすらジグザグに登っていく。





標高5000mのポイントがあった。
相変わらず高山病はないけど、なんだか変な感覚だった。





疲れたという感覚はない。だけど、一歩一歩がやたら重たい。
まるでへとへとに歩き回ったあとみたいに





心拍数も早くない。喘ぐような症状もない。息苦しさもない。呼吸も安定している。
だけど、体を動かす十分な酸素を取り込めない。





細かく立ち止まる。
深呼吸をする。





落ち着き、
一歩踏み出すとまた止まりたくなる。





でも、止まらない。
止まっても深呼吸しても、どうせ十分な酸素は得られない。






ガイドが言う。
荷物を持ってあげるよ。
ほんの一瞬躊躇したけど、有難くご厚意に甘える。
(もともとその為にガイドは空身で登っている)







時計を見る。
下界では1時間くらい歩いたような感覚が、たったの5分くらいしか歩いていない。






立ち止まり、ヘッドライトを消す。ガイドのも消してもらう。
途端に星が明るさを増し、深呼吸してから歩き出す。





ゆっくりだ。





ゆっくり。







大丈夫。歩けてる。







キツイかどうかと言われると、それすらもよくわからなかった。
物凄くキツイのかもしれないし、もしかすると全くキツクないのかもしれない。








突然だった。








突然火口に出た事を表す、ギルズマンポイントの看板が現れた。
午前5時。あたりは真っ暗闇。

もっと先かと思っていたので、一瞬理解できなかった。
ガイドのサイモンがハグをしてくれる。

おめでとう。

ふいに泣きそうになった。







そうか、登ったのか。俺は。






キリマンジャロに・・・







ようやく頭が追い付いてきて、小休止ののち本当の山頂であるウフルピークを目指し火口をぐるっと反対へ周る



ここキリマンジャロは富士山と同じ火口を持った火山になっており、富士山と同じように最高地点の観測所まで行かなくても、ここギルズマンポイントでも登頂になるのだけど、やはりここまで来たなら最高地点を皆目指す。







はやる気持ちを抑えて、ゆっくりゆっくり歩く。
先ほどとは違い緩やかに登ったり下りたりして、頂上を目指す。






だんだんと空が明るくなってきた。
周りの様子もようやく見れてきた。







この風景をどう伝えればいいのかわからない。








とにかく驚きだった。








暗闇に包まれ全く見えなかった、巨大な火口の輪郭がうっすらと見え、反対側には堂々たる氷河が連なっていた。






それが、灰色から赤みを帯びて見えてくる。







自然の力に何度も涙を流しそうになりながら、午前6時30分。まさに日の出の直前だった。

IMG_1198.jpg




今まで何度も日の出を見てきた。
涙を流すほど、きれいな朝日もたくさん見てきた。







その今まで見てきた朝日が偽物なんじゃない。







きっとここのが特別なんだ



IMG_1200.jpg







アフリカ大陸最高峰。キリマンジャロ・ウフルピーク 5895m





登ったぜ~~~~~~~~~~





IMG_1199.jpg






いっえ~~~~~~~~い










本当に本当に登ってよかった。
最後は大変だったけど、本当に楽しかった。
IMG_1201.jpg








日本だとさてお弁当でも食べますか的な流れになるけど、そうは言ってられない。
写真を撮ってもこの雄大さを伝えられる写真を一枚も撮れなかったけど、写真に撮れないから、きっと登ってきたんだろうな。







ありがとう。キリマンジャロ。
また会いに来るよ。絶対。

IMG_1202.jpg






さて帰りはというと、笑っちった。








行きに必死こいて、ジグザグと登ってきた急坂を、帰りは








一直線に下っていく。笑
これでもかってくらい真っ直ぐに。







傾斜はかなりきついんだけど、砂利がいい感じに一歩踏みしめるごとに足場ができ、確かに真っ直ぐ下っていく。







行きにあれほどゆっくりだ、ゆっくりでいいんだ。と言っていたサイモンが、躊躇なく足早に下っていく。





見下ろす景色は広すぎるし、見ある景色はよくここを登ったなってくらい急斜面になっており、立ち止まると平衡感覚を失いそうになる。


IMG_1203.jpg




結局行きに5時間半かかった工程を2時間ほどでキボハットまで下りてきた。







下りは2時間だってあれ冗談じゃなかったんだ。







登りの時はよくわからなかったけど、今はよくわかる。










すげぇ疲れた。









1時間ほど仮眠をとり、9時半に食事。
さすがにこの時ばかりは、疲れと体内時計のくるいからスープしか食べられなかった。







10時半にキボハットを出て、12時半にホロンボハットまで下りてきた。






12時間歩いた。









この時もはっきり感じた。








めっちゃ疲れてる。俺









結局12時半から翌6時半まで、トイレとご飯以外は泥のように眠り続けた。
登頂の余韻に浸ることなく








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